ウッドデッキから トゲ
経緯は、記事→ 【ウッドデッキ施工からメンテナンスフリーで5年経過して分かった事】 に書いてありますので よければ ご覧ください。
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工具選び
なにで削ろかなぁーー。と
先ず考えたのは ディスクグラインダーです。
でも削ったあと ムラになりそうなのでやめました。
始めにザックリ削る分にはいいかもしれません。
次に 電動サンダーです。
(まだ持っていませんでした)
始めは よくホームセンターでも販売されている電動サンダーを買おうと思っていましたが やめました。
時間をかけて綺麗に研磨するにはいいですが、あんな小さい面積で ちまちま削っていくのもなんか嫌。
先ずは この硬いウリンという木を少しでも楽に削りたいと考え ベルトサンダーというものを購入しました。
ベルトサンダー
冗談抜きで、
ここ数年で購入した工具の中で
1番買って良かった物 です。
逆に買うのをためらっていた時間が勿体無いと思うほど。
ベルトサンダーの中でも種類がいっぱいあります。
基本工具類もそうですが結局、実際使ってみないと自分の作業に合うかなんて分からないし、
金額の高いものを買ってもそれを償却できるくらいの仕事が自分に出来るのかって事をいつも考え選んでいます。
購入したベルトサンダーは、ベルトサンダーの中でもかなり安いです。
買ってもう2年程ですが壊れていません。
棚を作る際に木を切ったりしますが そこで必ずと言っていいほど出てくる作業のバリ取りや面取り、そういった作業を何十回と行ってきましたが使う度にうれしい気持ちになります。
サイドのボックスが集塵してくれますので使ってて楽しいです。
本体を返して付属のクランプで固定できるので なんせ仕事が早い↓
あったらあったでめちゃ便利です。
DIYする方でまだ持っていない方は絶対おすすめですよ。
先ずは こういった安いもので試してみる価値ありだと思います。
(うちで働いている ジョージ です)
余っていたトンカチで溶接用のチッピングハンマーもこれで削って作りました。
あ、お手軽に家で溶接が楽しめる溶接機を購入した記事を貼っておくので
興味があればそちらもご覧ください。
ほんとうに今の家庭用溶接機は簡単です。。
鉄の加工が家で出来るとなると自由度が激増します。ド素人ですが、、溶接最高。
騒音
このベルトサンダーですが 騒音は
まぁ普通にあります。
『何デシベルですか?』 と言われても 僕はピンときませんので 例えで お伝えします。
- 家 or 業務用の掃除機デシベル
- 人と対面で会話する時、間に置いても会話はできるくらいデシベル
- 『石焼き芋、お芋』 よりは小さいデシベル
といった感じで、工具としての騒音は普通だと思います。
ベルトサンダーに感動して話が長くなり すみません。
削っていきます
先ず、番手は80で様子を見ながらやっていきました。
軽く当てて流すだけでは あまり削れませんでした(小さなトゲは十分取れます)
ベルトサンダー本体を軽く下へ押し当てながらカメが歩くほどのスピードで流していくと 多少削れました。
機械本体にあまり負荷をかけ過ぎないよう本体の熱さも確認しながら ぼちぼちと。。
半分までいった写真がこちら↓
(ここまで約1時間)
大体2時間で一面を終え
反対の削り方向でもう一周行い、
側面をやっていきました。
最後に床板1枚1枚の6㎜程の隙間にかかるR部分は
ベルトサンダーが届かないので ルーターを用い仕上げました。
ルーターも持っていれば細かい所の研磨、
穴あけ、切断が出来るので汎用性が高く
非常に便利です。
普段のDIYにはもちろんのこと最近はミニ四駆にハマったり、スーパーカブをレストアしたりしている中で大活躍中です。
因みに僕がこだわったのは、
でした。
国産ではありませんが、まだ壊れずに頑張ってくれているので大したものです。
僕が購入したものが現在販売されていなかったので似たやつを紹介しておきます。
ご興味のある方はぜひ。
ベルトサンダーの番手は
80番→120番で仕上げました。
なんやらかんやらで 6時間程かかり
翌日、僕の腰がバルスしました。
床板の1本を削り終える頃にはペーパーの目詰まりが発生し安定して削れません。
ベルトサンダーと同時に購入しておいた ベルトクリーナーという
目詰まりを解消してくれる でっかい消しゴムみたいなやつが大活躍してくれました。
大変優れモノで 買い溜めしといたろうか というレベルです。大好きです。
ペーパー自体も長く使えるようになるので ベルトサンダーを購入する際は同時購入必須だと思います。
注意点(これから やる方へのアドバイス)
- 細かいウリンの粉が舞うので必ず マスクをしましょう。
- 周囲に ご近所さんがある方は迷惑がかからないよう風向きは確認してから行いましょう (僕の場合 風下に置いてあった 乗っていないバイクが真っ茶っ茶になりました)
- 静かな所では騒音も気にしましょう。
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さいごに
あとは水で削り粉を洗い流しました。
ささくれ(トゲ)対策については天然木のウッドデッキでの宿命だと思います。
土足で使用される方は さほど気にしない事ですが、
メンテナンスする事によって長く景観も保たれるのでいいです。
僕は死ぬまでこのウッドデッキと付き合っていきたいと思います。
これで子供たちが安全に素足で走り回れるようになりました。
そして次は安全に短パンでスライディングができるようにしたいと思い、
削って間もないうちにメンテナンスフリーといわれるウリンに塗装する事にいたしました。
削った後なので塗装のタイミングとしてはベストだと思います。
下記に 【ウッドデッキの塗料は耐久性重視!僕が選んだ塗料と その記録をご紹介】 の記事を貼っておくので よければこちらもご覧ください。
今回はここまでです。
最後まで読んでいただき ありがとうございました。