どうもバールスです
アホがアホなりに宇宙について考えてみた記事です
はじめに、僕と宇宙についての記事
ハワイで撮った写真にUFO【僕が思う宇宙(第1話)】
貼っておくので 気が向いたらここから読んでください↓
距離
長い距離を行き来する。
そもそも距離(長さ)とは何なのか アホなりに調べ考えてみました。
この ものさしは15㎝の ものさしです。
といわれても厳密に言うと
ほんまかよ?
ってなります。
15.000000000000000000000000000000000000000000cm?
って。どこまでが正確なのか、、です。
先ず、この ものさしを ノギスで測ったら15.00となりました。
ほんまかよ?
ってなります。
ノギスを含む あらゆる計測器は校正を行わなければなりません。
校正
ようは、使っている計測器が 真の値であるか確認するってことです。
測定器には、定期的に校正をする必要があります。
- 電気量計器(電圧・電流計、各種抵抗器、オシロスコープ等)
- 機械量計器(マイクロメータ、ノギス、ゲージ類等)
- 指示計器、三次元測定器、材料試験機、圧力計等
などです。
標準器や計測器が より高度の標準によって次々に校正され
国家標準につながる経路の確立している度合を確認するのです。
これが計測器における
”トレーサビリティ”といいます。
こっかひょーじゅん??
国家標準
はい、また わけの分からん、
こっかひょーじゅん ってのが現れました。
それが どれほど偉いのか見ていきましょう。
一般計測器(ノギス、マイクロメータ、ダイヤルゲージ等です)は
実用標準(標準ブロックゲージ等です)で校正します。
そしてその実用標準の校正は
二次標準(実用波長安定化ヘリウム-ネオンレーザ装置)で校正します。
その次にやっと国家標準が出てきます
(よう素安定化ヘリウム-ネオンレーザ装置)。。
この国家標準認定事業者が あの計測器で有名なミツトヨさんです。
どんくらい偉いんかは分かりました
そもそも長さって誰が決めたんや。。
はい。
居ました。
230年以上前に。
国家標準の歴史
1791年フランスの国民議会議員タレーラン・ペリゴールってゆう人が、
『世界中の様々ある長さの単位を決めようや!』
って言ったんですね。
ヨッ! ペリゴール!
と決めたみたいです。
ざっくりしすぎてよく分かりませんが、僕より賢いのは間違いないでしょう。
因みに その時にもキログラム、立方メートル、リットル等が決められたみたいです。
ただ、地球は厳密には球ではなくて 楕円体に近い形なので実際には誤差があったみたいですね。
そして次々と国家標準の歴史が変わっていきます。
1795年に、黄銅製(真鍮)の暫定的なメートル原器が製作されました。
(銅Cuと亜鉛Znの合金で特に亜鉛が20%以上のもの)
1876年(明治8年)に 17ヵ国の代表により フランス/パリで締結されました。
これを メートル条約 といいます。
1889年(明治22年)には、白金90%とイリジウム10%の合金製(プラチナ)で
メートル原器に刻まれた2本の線が、
氷の融ける温度(0℃)で示す距離を1メートルと定義されました。
X型断面の 102㎝ の棒状の物体です。
硬度が高くて膨張率も小さかったようです。
これを メートル原器といいます。
どんなのかというと、
はい。こんなのです。
(うちで働いているジョージが書いてくれました)
そして 1960年(昭和35年)クリプトン86原子の準位2p10と5d5との間で
光の真空中における波長の1650763.73倍に等しい長さが1メートルとされました。
うんうん。。
そしてようやく先ほど綴った1983年の
よう素安定化ヘリウム-ネオンレーザ装置という現在の国家標準が出てきます。
クリプトン86原子のスペクトル線の波長を用いて定義していたのですが
レーザー技術の発展により、パワーアップしたみたいです。
調べれば調べる程 深い闇に入ってしまう。
そんな僕です。
賢くない人は考えちゃいけないことなのかも。。
と自分で思います。
でも、もうちょっと調べてみたので、もうちょっと読んでください。w
もう少しで終わりますんで!
よう素安定化ヘリウム-ネオンレーザ装置
よう素安定化ヘリウム-ネオンレーザ装置とは・・
特定標準器:光周波数コム装置に協定世界時を同期したもの。
らしいです。
ほぅほぅ。
光周波数コムとは・・モード同期レーザーと呼ばれる超短光パルスレーザーから出力される、広帯域かつ櫛状のスペクトルを持つ光のこと。
らしいです。
ほぅほぅほぅ。
協定世界時とは・・世界各国の原子時計約300台の相互比較結果。
(地球の自転の観測から決められている時間との差が0.9秒以内に維持されている時系)
らしいです。
ほ、ほぅほぅ・・・。
原子時計とは・・原子や分子のスペクトル線の高精度な周波数標準に基づき正確な時間を刻む時計。
高精度のものは3000万年に1秒程度の誤差である。
らしいです。
オェッッ・・・。
スペクトル線とは・・他の領域では一様で連続な光スペクトル上に現れる暗線または輝線である。
狭い周波数領域における光子数が隣接周波数帯に比べ少ない、あるいは多いために生じる。
らしいです。
ゲロゲロー。
この辺で僕は もうやめました。。
なんしか、スペクトルってのは電磁波の様々な波長を波長ごとに分解してその強さを示したものらしいです。
もう少し嚙み砕くと、遠方の天体からやってきた光の波長ごとの強度の分布。です。
よく七色の図で表されています。
この波長は【赤方偏移】と呼ばれていて、地球に届くまでの空間や膨張の影響を受けて伸びてしまっている説もあります。
まぁ、現在の一般的な説では、恒星の電磁波のスペクトルを知ることで その恒星の表面温度を知ることができるんだって。
すぺくとる線からは もう一生調べません。
僕みたいな人間が調べてはいけないのです。
すぺくとるさんに失礼です。
はい。ようは、
よう素安定化ヘリウム-ネオンレーザ装置って凄いんです。
どれほど凄いかってゆーと
と決まっているみたい。
不確かさが東京-博多間を髪の毛の直径程度の誤差で測れるほどの精度があるみたいです。
(約3億分の1秒)
不確かさっていうのは測定誤差を統計処理を使って推測した値のことでやんす。
不確かさの値が大きい程、測定結果としての予想されるバラツキも大きいのです。
で、この辺まで調べてようやく
長さ(距離)って結局 時間と繋がっているんだ!
と気付きました。
自分の中で一つ 気付けた事があって良かったです。
話はズレますが、ちなみに紀元前720年~2015年の日食と月食のデータから
地球の自転速度は徐々に落ちてきていて
約2億年後には 1日が25時間になるそうです。
今回はここまでです。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。