はじめに
雑草は ほんとに強いですよね。
以前から庭全体に除草剤(1本1,000円程)を まき散らしてきましたが
雑草の為に毎年数回 庭に1,000円ばら撒くのもなんか嫌だし 雑草を気にしながら今後戦っていくのも面倒なので何か対策しようと思いました。
でも、庭に広がる緑っていいですよね。
芝生や人工芝も最高です。
子供たちが転んでも怪我しにくいですし遊んでるだけで絵になります。
家を買う前からの憧れでした。
今回はそんな僕が庭をコンクリートにした様子を記事にしてみました。
庭をコンクリートにしようか悩んでいる方や、やってみようと思っている方へ、
節約のため素人工事ですが ほんの少しでもイメージのご参考になる所があれば幸いです。
では、いってみよー!
コンクリートにした理由
いっぱい悩みました、、
芝生
できればやりたかった芝生。
手入れが必要であるが芝生のためだと思えば さほど苦にならない。
なぜか 何もない所の雑草をひたすらを抜くのは苦になる。
そんな僕でした。
芝生をやる前に10センチは掘った方がいいって親父が言ってました。
がしかし、少し試しに掘ると透水パイプの周りに敷き詰めてあるバルスが、出てきて10センチも掘れない。
おまけに半日程しか日が当たらない。
というわけで 僕の芝生の夢は諦めることにしました。
人工芝
次に考えたのが人工芝。
見た目もいいし 絵になる。
雑草対策にもなるし人気ですよね。
が、しかし庭に透水パイプが通っているものの、雨の日になると いかんせん水はけが悪いので、
自然透水しきるまで時間がかかり人工芝も浸水し汚れるしすぐに痛んでしまうだろう。
しかも、たまに車やバイクを庭に乗り入れたい時もある(自分勝手な僕です)
ってことで人口芝も諦めました。
瓦チップ
次に考えたのが瓦チップ。
屋根によく使用している あの瓦を砕いたもので、庭に敷いている人もよく見かけます。
がしかし、他の記事でも紹介している通り、うちの庭は凄い風の当たりが強い場所なので、台風の時には飛んでいってしまう恐れがあったことと、検索しているとデメリットとして歩きづらいって書いてあったので諦めました。
リサイクル瓦チップであれば値段も安くて魅力的だったのですが。
クラピア
次に考えたのがクラピアという植物。
グランドカバーとして注目されています。
耐陰性にも強いとあり 検討しました。
がしかし、家の周りには ダンゴムシやゲジゲジ、ムカデがよく こんにちわします。
あいつらはジメジメしてる所が好きなので、上記の瓦チップもそうですが、クラピアの下を住みかにされると困るのでやめました。
因みに ムカデについては別途
ドラクエ風にまとめた記事→ムカデ対策!僕とムカデの戦闘記録【おすすめの殺虫剤と戦い方、処置方法をご紹介】を貼っておきますので ご興味のある方はぜひ。
インターロッキング
これも検討しました。
遊歩道や公園でよく見かけますよね。
下地をしっかり施工しないと 後から表面がボコボコ凹凸になってくる恐れもあります。
隙間から雑草や苔が生えるデメリットもあるみたいです。
ただ種類は豊富なので魅力的ではありました。
がしかし、透水性のあるインターロッキングも販売されていますが、施工面積が庭一面となってくると僕は散財してしまいますので諦めました。
ポーラスコンクリート
透水性のあるコンクリートです。
透水するので水はけを考えなくていいのです。
小さいムカデ赤ちゃんは入り込むかもしれませんが、ぼくは本当はこれが一番やりたかった施工です。
しかし僕にとっては高級品すぎて手が届きませんでした。
施工も早いです。
専門の業者に依頼しミキサー車で持ってきてもらい 流して転圧プレートでやるだけなので、
うちの庭であれば午前中に全て作業が終了してしまうでしょう。
がしかし、僕ん家の庭では豪雨でオーバーフローした際に土とかがポーラスコンクリの隙間に入り 目詰まりが起きてしまう恐れもありましたので諦めました。
コンクリートのデメリット
庭をコンクリートにするデメリットとしては
- 照り返しがキツイ (水まけば大丈夫でしょ)
- 殺風景 (周りになんやらかんやら あるから別にいい)
- 撤去時に費用が掛かる (撤去するつもりがない)
- 雨水が溜まらないよう排水を考えなければいけない (考えます)
って感じで決めました。
施工費がかさむ
ざっくり材料費を見積もると8万円~くらいだったかな?
(※結局そこまでいきませんでした。大体の費用は記事後半に載せてあります)
年2回1,000円の除草剤を撒く事を考えれば、
元取れるのが おじいちゃんになる頃です。笑
死ぬまで庭の雑草の事を考えたくない所に僕はお金を使いました。
コンクリートのメリット
- 雑草とおさらば
- 車とバイクも乗り入れ易い
- 掃除がし易い
- プールの水が冷えにくい?
- 歩きやすい、
- スケボーができる、
ぐらいでしょうか。。
なので おじいちゃんになっても プール と スケボー はやっていきたいと思います。
(足湯 と シニアカ―になっているかもしれませんが)
とまぁいろんな材料材質があるので、半年くらいぼちぼちと悩みました。
とりあえず僕の場合は上記の理由で(土地の環境も含め)コンクリートにするメリットが大きかったです。
今回の土間の厚みは深くできないので頻繁に車を乗り入れないようにすることにしました。
庭コンクリート打設
はい。てことでコンクリートします。
親父お手製の転圧ブロックはウッドデッキの基礎だけではなく、
家周りの地ならし、BBQ炉、シンク、倉庫等の基礎作りで かなり使用してきましたので今回の転圧作業によりバルスしました。
おつかれさまでした。
今までの庭作りでやってきた基礎等はセメントと砂と砂利を全て手練りでやってきましたので、
この範囲を全て手練りで と考えると吐きそうになりました。
なのでミキサー車の手配を行おうと思っていたのですが、
たまたま近所の方がモルタルミキサーを持っていたので借りて自分でやることにしました。
裏庭
先ずは裏のスペースからやっていくことにしました。
近寄りがたくなっていたこの場所を整地しました。
意外にスッキリし、このままでもいいじゃん!
って一瞬 錯覚しましたが、
またすぐに雑草が ボーボーになるのでやってしまいます。
打設時は 一面砂利を入れ 少しメッシュを上げています。
既存の桝は低かったのでホームセンターで延長用のアダプタを購入し高さを合せました。
桝は たまたまレベルが合ったので後から切らずに済みました。
家側から外へ水が流れるよう若干勾配を取っています。
はい、裏のスペース完了です。
続いてはメインの庭です。
水はけと勾配
はい、これまたざっくり子供が書いたような設計図を基に考えます。
重要視したのが勾配です。
赤い矢印の方へ雨水を流すようにしました。
地中にある透水パイプ等の問題でモルタルの厚みも さほど足せないことから
目地をどこかで入れておかないと必ずクラックが発生するとなり
どうせならという事で透水パイプ上に雨水が流れるようにすることとしました。
ですので全体から庭を見ると斜めのラインとなってしまったわけです。
はたから見れば あそこの庭なんで斜めの線入ってんねやろう?デザインかな??
って思われているかと思います。
違います。水はけです。
借りたミキサーは砂利を入れられるタイプでなかったため、セメントと砂で練ったあと結局 舟に移し砂利を入れて練りました。
ここでも僕は楽をしたかったので、あらかじめドリルに付ける攪拌機を購入していました。
こんなやつです↓
ほんとはマキタの攪拌機がめっちゃ欲しかったですけどね。
今まではクワで練ってきましたが これだけでも早く買っておけばよかったと今でも後悔しています。
まぁ値段以上の仕事をしてくれて良かったです。
練る作業の回数は日数をかけ 何十回と繰り返しましたが
ミキサーと攪拌機のおかげで かなり楽にできました。
打設時は 一面砂利を入れ 少しメッシュを上げています。
メッシュはモルタル(強アルカリ性)に包まれるので錆の進行はし難いのです。
透水パイプ上の目地のレベルは固まる土で決めました。
その下のメッシュは中で錆ていくでしょう。
がしかし、ここは水はけ重視とすることにしました。
こっちから攻めました↓
ここまで2日。。↓
打設時は 一面砂利を入れ 少しメッシュを上げています。
ラスト↓
あとは、乾くまで待ちます↓
1日でできる範囲が限られているので日を分けて行いました。
季節は12月で仕事が休みの土日を使って整地から打設完了まで大体1ヶ月かかりました。
コンクリートの打設は寒い時期にやるもんではありません。
凍結すると中の水分が凍ってしまいスカスカのコンクリになるので強度が極端に弱くなります。
その年は大暖冬で凍結するほど寒くなかったので良しとします。
(※寒くゆっくりコンクリが反応することによって強度が増す話もあります)
途中セメントと砂が足りなくなり丁度 車が使えなくてバイクで買いに行きました。
少し恥ずかしかったです。
今回の材料使用量は、
- セメント 25kg が 17袋 = ¥8,738
- 砂 18kg が 67袋 =¥ 12,596
- 砂利 18kg が 37袋 = ¥6,956
- ワイヤーメッシュ が 14枚 = ¥6,706
元々残っていたセメント・砂利がけっこう余っていたので もうちょい(1万円いかないくらい)プラスした金額になると思います。
完成
びふぉー
あふたー
びふぉー
あふたー
チョークで 落書きし放題になりました↓
飽きたら倉庫の扉へも行けます↓
茶色の扉を選んで良かったです。
今までの夏のプールはウッドデッキ上か駐車場でやっていましたが庭の真ん中で出来るようになりました。
ちょっと 娘が全裸でしたので全身モザイクかけさせていただきます。。
プールの排水も溝に流れてくれるので便利でした。
因みに、いちおう子供が転んで頭をぶつけても致命傷にならないよう
庭にある 全ての角といった角は(ブロックやレンガ)サンダーで削って R をつけています。
何度か車を乗り入れましたが まだクラックは いっていないので良しとします。
来年あたりには照り返しの緩和と、滑り防止剤を混ぜた塗料で全面を塗装してもいいかなぁと思ったりしています。
さいごに
重要視した勾配の取り方に至っても、いろいろ親父とケンカしながら考え、なんとか まとまりました。
普段は別居しており、現場作業の話になると なかなか折れない親父ですが
今回の現場は僕の家という事もあってか、真剣に考え 僕の話もよく聞き入れてくれました。
おかげで雨が、どしゃぶりになっても庭が浸水することはなく
しっかり斜めのラインで水が流れています。
嬉しくて それを見に 外へ出ることもあります。
はたから見れば 雨好きのオッサンです。
話を外構に戻しますが、
外構全般に言える事で、別に施工業者さんを疑っているとか批判しているわけではないのですが、
細かい話をしていくと 業者さんの僅かなミスって必ずしもゼロかって言われると そうでもないですよね(だって人間だもの)
もし それが問題となったら簡単には妥協できませんよね。(お金払ってんですから)
一般的に外構の保証期間ってのも
1年とかザラです。
なので僕はやっぱり自分でやるっていい事だと思います。
その時の作業自体は大変ですが、後になってみると いい経験と思い出になります。
自分でやったから後々バルスしたり劣化等で問題が起こったとしても全然妥協できますし、
次はどう直そうかなー。とかも素人なりに自然と思い浮かべられるようになります。
と まぁ僕個人的な考えです。
自分でやるのが めんどくさい、失敗は嫌だ、お金払ってでもプロにお願いして綺麗にしてもらいたい。
など、人それぞれ
考え方は違いますしね!(・∀・)
こちらは外構も手掛けていますよ。
公式↓
僕の次の外構計画は 《 池 》 です。
まだ下の娘が小さく溺れちゃマズイので数年後の予定ではありますが、
その間にぼちぼちとアクアリウムやビオトープなんかをやりつつ構想を練っていこうと思っています。
現在 情報で溢れかえっているこの世の中で、この記事を読んでいる方がいると思うと嬉しいです。
最後まで読んでいただき ありがとうございました。