はじめに
どうもアクアリウム2年目のバールスです。
2年目からこんなデカい水槽でやるとは思ってもいませんでした。
今後どうなるかは誰にも(自分でも)分かりません。
そもそもド素人な僕が水いじりに手を出した経緯はこちら↓
僕が鯉を飼いはじめた事を聞いた近所の方から、実家に余っている水槽はいらないかと尋ねられ僕は頂くことにしました。
こんな大きい水槽だったらアクアテラリウムとかもやってみたくなります。
庭池が出来てからテラリます。
元々の僕のイメージしていたビオトープから大分かけ離れてしまいました。
現在では一体何が正解なのかも分からずやっています。
自分で思う最低限の管理でどこまでできるかをモットーにやっていこうかと思っています。
では、いってみよー。
水槽でビオトープ?
水槽でやりますが あくまでも自分の思うビオトープ感にしたい。
あえて外掛けフィルターはやりませんでした。
目立ったゴミがあればなんとなく取り除く、たまに底にある糞とかを取り除いてやるか。
そんなスタンスでやります。
なのでエアレーションのみ(いちおう、ロカボーイで交換は半年か1年に1度。。)でやってみる事にしました。
オーバーフロー対策
植物もいるので考えた末に屋根はなしでオーバーフロー対策
ダブルサイフォン
(うちで働いているジョージです)
パイプでジョージが作ってくれました。
これはYouTubeとか他の方のブログで調べてやってみたものになります。
著作権とかあるみたいなので、この弱小ブログで詳しくご紹介できませんのでご了承ください。
でも調べると簡単に出てくるので興味のある方は作ってみては?簡単にできますよ(∩´∀`)∩
注意点はただ一つ、
排水は水槽よりも下にすることだけです。
作ってみた感想
シンプルに、
大雨も気にならない。
水替えもドバドバ足し水するだけ。
ちなみにエアーは4又してます。
エア圧の調整も各レバーで個々に出来るので大変優れモノです。
水槽を置く場所
たぶん水の入った水槽はおよそ300kgになるのですが、この土台(ウッドデッキ)はウリンという材質で基礎から自分で作ったものなのでなんとなく大丈夫かと勝手に判断しました。
土台はスタイロフォーム(断熱材)
なぜ水槽の下にスタイロフォーム(断熱材)を敷く事にしたか。
①防寒
ウッドデッキ下は風通し抜群なので冬とか絶対キンキンになって底冷えすると思ったので。
僕の水槽(ビオトープ)はヒーター無しタイプです。
②振動軽減
ウッドデッキは子供達もよく歩くので振動を軽減する。
③ウッドデッキの凹凸を無くす
ウッドデッキを作る際に気にしてやりましたが、少なからずの凸凹があると思ったのと床板同士の隙間もあるので、このスタイロフォームでうまくその隙間の形に押しつけ水平を保ちつつ小さな地震でのズレ防止にも役立ってくれればの思いもありました。
※注↑これはサイズが450*600*40㎜です。
断熱材などどこのホームセンターにでも置いてあるので買いに行った方が安いと思います。
水槽の裏側はリブが何本か立っているのでそのまま乗せるとその部分の食い込みが激しくなりそうだったので気持ち何か噛ませた方がいいかなと思い、スタイロフォームの上に倉庫に余っていた薄いアクリル樹脂板を1枚乗せ、まとめて側面を幅10センチのアクリルテープで2、3周巻きその上に水槽を置きました。(見える所だけ)
スタイロフォームは紫外線による劣化が起こりやすいので、その対策の意味も込めて巻きました。
アルミシートを巻くか悩んだのですが僕はギラギラ感がなんか嫌だったのでやめました。
厚めのゴムシートも考えましたが、ヒーター無しなので、できるだけ保温してあげよう と考えた次第です。
ウッドデッキと床材は多少ズレ難いとは思いますが、床材と水槽の間にアクリル樹脂板が入りましたので滑り易いかと思います。
これでさっき言った、地震によるズレ対策の効果は消えました。
アクリルテープに少しの期待を込める事にしました。
スタイロフォーム(厚さ40㎜)自体の圧縮強さは16N/cm²らしいです。
1平方センチメートルってことは大体指の大きさで強く押せるぐらいの力でしょうか?
その指の力が1.6kg加わっても大丈夫って事ですよね??
これは強いですか。
(そんな詳しくないですけど)
これよりも弱いか。
カット寸法が1220×470なので、5,734本の指で強めに押しても大丈夫って事です?
じゃあ、1トン弱まで耐えられるんすかね??
ま、そーゆー事にしましょう。
僕は数学を中2で諦めたのでその辺の計算はひとまずスルーし、先に進みます。
この時は1月だったので今から【圧縮強さ】とか勉強し直していては夏が到来してしまいます。
とりあえず乗せてみました。
水平の具合はウッドデッキを作った時の勾配と同じくらいになりました。
ほんの少しは水槽の上からの力を分散できるでしょうか。。
問題発生
この時点で大問題が起こっている事に気が付きました。
(べつに、スタイロフォームとかの問題ではありませんが)
絶句しました。
ガラスに亀裂が走っていました。
はじめは水滴でも垂れてんのかな程度で見てはいたのですが、ひび割れだと気付いた時はかなりのショックで5分ほど頭が真っ白で動けませんでした。
その場で携帯で【水槽 ひび割れ 修理】など調べても、「ガラス水槽のひび割れなんて補修できません」や「廃棄して下さい」とかしか検索に出てきませんでした。
そして僕がここからどうしたかなんて誰も興味ないと思いますがいちおー貼っておくので気が向いたら読んでください。。
はい。そんなこんなで、
水入れてみました
ひび割れ補修してなければ僕も水槽に浸かる予定でしたが流石に勇気が出ませんでした)
1週間後、見た目は大丈夫そうでした。
ま、劣化なんて設置する環境にもよるし、はたして、この床材とガラス水槽がどうなってゆくか分かりませんが特別何か おもしろい事が起こったらまた追記します。(おもしろくありませんが)
設置した場所の環境
すみません。
ジジイみたいな事言って。
僕はまだ30代ですけどこーゆー言葉1度使ってみたかったんです。
今は冗談で使いましたが、時期に本気で言ってるかもしれません。
水槽立上げ準備
現在(2月)は発泡スチロールで冬越ししているビオトープ組みを移動させる準備ですので、後に水槽に投入する物達をあらかじめ、あえてこの水槽でアク抜きしておきました。
3月まで5回程水を変えたりしました。
3月~4月までの1ヶ月間は水質立上げのため1度も変えていません。
レイアウトを作り、カルキが抜けたであろう時期に入れるもの(水草とか装飾品とか)を入れ、生体のいない水槽でひたすらエアレーションをかけてました。
こんなのでバクテリアが住み着くかどうかのチェックは行っていないのでもう感覚です。
生体導入
4月に入り、無事発泡スチロールで冬越しできたお魚さんたちの餌付けも少しずつでき、落ち着いたと思ったので移動しました。
次の冬はこの床材にした断熱材の端材で周りを囲っていこうと思います。
※2023年1月追記
はい、冬です。氷です。
めっちゃ寒いです。
めっちゃ冬です。
断熱材で囲いました。
ちょーど、マイガレージを作っていた時期でもありましたので
木などを丸ノコで切断する時の馬に使用していた断熱材を使用していたので縦の線は気にしないでください。。
表面が凍り始めたので、マイナス5℃以上になるときは天板にも同様に断熱材でフタをし完全防寒していました。
太陽の出る天気の良い日はフタを外すといった感じでした。
※2023年5月追記
毎朝水槽に近づくと餌が欲しいのか、徐々に寄ってくるようになりました。
断熱材冬超し成功です。
株分けしたスイレンも咲き始めました。
無事、夏を迎えられそうです。
※2024年5月追記
状況は去年とほぼ同じで冬超しできました。
餌切りの前から多少グリーンウォーターにしておく事が大事だと思います。
あとは12月か1月くらいか、エアレーションを切って春まで放置。
もう信じるしかありません。
暖かくなり生きているのを確認できた時はやっぱりテンション上がります。
ヒレナガの黄色【キヨサク】と白の【ジェニファー】はめちゃ元気で、またひとまわり大きくなりました。
もう3年?このスタンスで元気に飼うことができているので個人的には良しとしています。
因みにメダカ20匹くらいとドジョウ2匹も元気です。
喧嘩しているのを見たことがないので超平和です。
平和が一番です。
なのでこれ以上の生体はもう増やさない予定です。
揃えた設備
まぁ、いろーんな商品がある中から素人の僕が選んだり悩んだ物を紹介しておきます。
床式フィルター
当初これでやるつもりでAmazonのカートにいれていたんですが結局やめました。(ポンプなしでやりたかったので)
そのうちやるかもしれませんが。。
溶岩石
いやぁー。
これは個人的にも買って良かったなと思っています。
はじめはいろいろなソイルとかを調べて選んだりしていたのですが、
バクテリア、耐久性、管理面、いろいろ考え溶岩石にたどり着き購入した次第です。
内容量、大きさ、重さも僕のイメージ通りでした。
牡蠣殻
ロカボーイ
Lサイズを3つ購入する予定でしたが屋内の水槽にあるロカボーイSを使うことにしたので結局Lサイズは2つ買いました。
Sは気休め程度。。L2つでは足りないと思いますがその辺は様子みもって追加するかしないかを考えることとしました。
入れた装飾品
謎の木彫り
こちらの木彫りの人形は約10年程前に会社の同僚が新婚旅行でパラオに行った際のお土産として頂いたものです。
記念品という事もありクローゼットに保管していましたが、こういった水槽のオブジェとしての使い方をする方が良いと思ったので鯉たちと一緒に過ごしてもらうことにしました。
因みに、頂いた同僚には伝えておりません。
もしこのブログを発見し、そこで知ったほうがちょっとおもしろいかな。と思ったのも正直あります。
地味にそれなりの値段。。
一応、わけのわからん海外製の物なのでどんな塗料を含んでいるのかも分からんし怖かったので、半年ほど屋外の水の中で居てもらいアク抜きを行っていました。
水に浮いちゃうので足元は余っていたレンガにガラス補修した時のシリコンで接着し重りにしましたが浮力が強いせいか、不気味に頭から起き上がってくるのでメロンみたいなタイル石で抑えてやりました。
めっちゃ泡出てきました。
屋内水槽で使用していた、サンゴ石をグル―ガンでつけたオブジェ?をぶち込みました
作り方等の詳細はこちらで紹介してます↓
モアイ像
はい。
モアイ好きなんで。
沈没船とダイバー
あ、沈没船とダイバー余ってたな。入れよ。
こちらは記事↓
で ご紹介したものです。
流木
あ、前キャンプ行ったとき流木拾ってたな。入れよ。
ちなみに流木は沈むまで時間がかかります。
僕の場合は3か月ほどかかりました。
こんな感じで入れた水槽がこちら。
わちゃわちゃしすぎましたかね。。
現在はシンプルに落ち着きました。
ちなみに以前仕事から帰宅し水槽を見ると3歳の娘がどこかで大量に拾ってきた どんぐりを入れられていました。
取り除くのに夢中で写真撮っている余裕がありませんでした。
謎の木彫りのサイズ感など全然気にしてしなかったので頭が水面から出ちゃいました。
この辺を基準に水位の上下を確認していきたいと思います。
写真は5月のめっちゃいい気候で苔まみれになったものです。
いい感じに体が苔に侵されております。
さいごに
足し水を行う際はダブルサイフォンがある反対側から足し、しばらく溢れるくらいの量を足しています。
その後はたまに少しだけプロテクトポリマーを入れています。
水草は去年即席発砲スチロールでビオトープした時に入れたものです。
4月に入りなんかでてきました。
11月頃に株分けしたスイレンも出てきているようです。
また夏が楽しみになりました。
ネットで軽く検索しても、ロカボーイと溶岩石と謎の木彫りでトライしている方は見当たりませんでした。
一応、生体導入から現在まで2ヶ月程経ちましたが今のところ問題ありません。
この水槽(ビオトープ)の問題が出てくるとすれば半年後、1年後~だと思います。
※2024年5月追記
3年ほど経ちました。
まあ、、多少なりといろいろ問題も出たりもしましたが意外と安定して継続できています。
僕素人ですけどもし何か聞きたいことある方は気軽に問い合わせメールくださいね。
情報共有できれば僕も勉強になりますし、暇なのでメールは絶対返しますし。笑
因みに水槽のリセット時期は決めておりません。
時期が来ると何かと問題は出てくるはずなので様子見ながら楽しもうと思います。
5月晴れになり苔もよく付くようになりましたのでヒメタニシを20匹程入れています。
ガラス面の苔を食べてくれている痕はたくさんあるのですが追いつかないぐらいでした。
栄養が増えすぎないよう餌は少なめで足し水を頻繁に行えば苔の発生も抑えられるかと思うのでここら辺は毎日の観察→対応次第です。
水草も入れてるしコケ抑制の薬品等は使用しないスタンスです。あくまでも自然体に。。
※2024年5月追記
それでもグリーンウォーターになりがちになりますね。
最近は最終兵器の導入で改善はされましたが。←※記事にしていません。
これまたもし何か聞きたいことある方は気軽に問い合わせメールくださいね。
僕のような少し変わった素人の方限定でお願いします。笑
そして、やっぱりやって思いました。
大きな水槽、僕みたいな初心者の方は逆に失敗しにくいと思いました。
今になって思うのがやっぱり小さな水槽では水質管理が変化し易く、ほんと大変なんだなと思うようになりました。
(最近30㎝と60㎝水槽で海水水槽を始めたのですが、管理面が全然違いました。。)
今年は底の掃除は5回もやってない感じです。
こんなにもずさんな管理でこの水質を維持できているなら大丈夫だろうと
素人ながら思っています。
スクショの関係でpH見切れました。6.5です。
もうちょい上げたいですね。
テトラの試験紙とアプリを用いれば
試験紙に1秒水を付け、1分待ち、写真を撮るだけで出ます↑
※2022年10月追記
今年の夏はスイレンが10以上咲きました。
一部載せます↓
安全安心で鯉を購入されたい方はこちらがおすすめです↓
※2023年10月追記
今年の夏もスイレンが10以上咲きました。
先週も1連咲きました。たぶん今年はこれで終わりかなと思います。
今年もそろそろ去年同様の冬超し準備にかかろうかと思います。
1年でかなり大きくなるもんですね。鯉とコメットって。。
最後まで読んでいただき ありがとうございました。