はじめに
どうも、バールスです
前回は ただの雑談でした。
この記事からご覧になった方は、僕の素潜り 海キャンプ第①話(危険な生物) からご覧いただけると幸いです。
今回の記事は素潜りで捕れる 超ド定番のおいしい生物を紹介した記事となっております。
キャンプで海行くんなら ついでに美味しくて食べられるものを捕ったりして食べたいと思いませんか?本能的に。。
採捕する前に知っておくこと
採捕する前に、ここは本当に 知っておかないと
”密漁” となり逮捕されちゃいます。( ̄Д ̄;)
漁業権
素潜りを行うにあたって以下に紹介する生物を捕る前に、あらかじめ各都道府県の水産課に聞くか、
現地の漁協に聞くのがベストです。
(その地域で設定された採捕してはいけない魚介藻類を確認しておきましょう)
採捕した場合、 ≪ 漁業権侵害 ≫ の罰則を浴びせられます。
因みに、昔 僕はとある海でボートから降りた際に警察官に止められ採捕したものの開示を求められました。
その地域で捕っても構わない貝でしたので何もありませんでした。
(捕っても良いサイズを設定している所もあります)
沖に出て素潜りしていた際にも海上保安庁の船が猛スピードで接近してきて
「何してるんですかー!?サザエ捕ったらダメだよー!!」って注意を受けた事があります。
僕はとっさに両手を上げ、銃口を向けられた犯人みたいな事になっていました。
その時も別に何も捕ってなかったので何もありませんでしたが、ほんと年々密漁罰則の強化を感じます。
僕が来る前にその地域で密漁が発生していたのかもしれませんね。
とにかく場所によります(@_@)
特定水産動植物の採捕禁止
アワビ、ナマコ、シラスウナギの採捕を原則として禁止。
3年以下の懲役、3,000万円以下の罰金、、みたいです。
嫌です。。
最近はほんと何かとすぐにニュースになりますので気をつけましょうね。マヂで。
ルールを守ったうえで楽しみましょう!
素潜りのイベント的なもので漁協にお金払って捕れる所もあるみたいですよ!
では、いってみよー!
タコ
岩の凸凹にある穴を覗くと 目がギョロギョロしている物体に出くわします。
タコ野郎です。
向こうは先行して目でケンカを売ってきますので すぐに買いましょう。
モリでひと突きです。
素手でもいけますが腕に吸盤がまとわりつくと気持ち悪いですよ。
勝利すればタコパ確定です。
※ケンカはすぐに買いましょうと綴りましたが 訂正します。
なぜかと言いますと危険なタコ野郎もいるからです。
ヒョウモンダコ(危険)
引用元:串本海域公園
戦闘モードに入ると このように 色が変わるようです↓
引用元:串本海域公園
見るからにヤバそうな色です。
主な生息地域は南の温かい海(沖縄等)なのですが、関東での目撃例もあるみたいです。
僕はコイツに出会った事はないので詳しく知りません。
なので ここは、「もし発見したら 気を付けてください!」としか言えません。ごめんなさい。。
サザエ
サザエさんは比較的誰でも見つけられ簡単にとれます。(場所によりますが)
藻だらけの場所でも発見しづらいですが その分 大物もいたりします。
関係ないですが、
因みに、貝殻などの主成分は炭酸カルシウムなので砕いて園芸用の石灰の代わりにもできます。
ゆっくりと成分が溶け出して土や追肥の酸化を防止できる効果もあります。
砕いた破片が鋭利な形をしていると根を傷つけやすくなったりするので その辺は注意が必要ですが。
サザエさんあるある①
水中で見て手に取ると大きく見えますが、いざ水中から上げた時に見たら、
あれ?こんなちっさかったんかよ。。って思うこと多いです。
ま、これはサザエさんだけの話でもないですけど。。
サザエのフタの直径で管理している所もあるようですね。
サザエさんあるある②
たまに、サザエさんの殻を住処にしている ヤドカリ がいます。
捕ってサザエさんのフタを確認する時にフタではなく ハサミがあるとちょっとビックリします(゚Д゚;)
そんなサザエさんをいただくにはやっぱり壺焼きが簡単でおいしいです。
なんであんなにビールに合うんですかね。
たくさん取れた時には家で煮物(しょうゆ、さとう、さけ、みりん)にしてアテにしています。
アワビ
サザエさんよりは見つけるのに苦労します。。
慣れてくると居そうな場所と形が分かってくるので 素潜りの場数を踏むことによって発見が容易になってきます。
僕はダイバーナイフというものを購入しました。
専用の道具もありますが僕はナイフの方が万能な気がしたので買いました。
アワビが張り付いている岩の隙間を狙い一気にぶっ挿して捕ります。
1度ミスしてしまうと岩にめっちゃ張り付くんで長期戦となってしまう恐れもあります。。
テコの原理を活用しましょう
昔は軍手でやってましたがウニのトゲ刺さるんですよね。
おまけにケース付きでかっこいいです。
ケースの側面にはボタンがあるので押すとナイフを取出せます。
個人的にはモリ(ヤス)より好きですね。
これで藤岡弘探検隊へ加入する第1歩が踏めたかと思います。
隊長も褒めてくれることでしょう。
一応、専用の道具も紹介しておきます。
生でも焼きでもお好みで
新鮮なので やはり刺身もウマいのですが、個人的にはそのままアワビを返して焼いて食べるのが好きです。
カメノテ
見ての通り、こいつは潜らなくても取れます。。
昔は結構知らない人多かったみたいですけど、最近ではよくテレビでも見る様になり
知名度も好感度も爆上がりな このカメノテ。
スペインやポルトガルでは高級食材としても扱われているようです。
美味しくいただける旬の時期は5月~8月とされています。
超絶簡単レシピ
ただの塩茹でです。
これがシンプルで結局 ウマいのです。
先ずは流水で砂や藻を洗い流します。
鍋に水を入れ(カメノテ全体が浸かるくらい)小さじ1杯の塩を入れ、(酒あれば小さじ1杯)
沸騰してから5分~10分で出来上がりです。(アクは取るように)
そして残り汁は いい出汁も出るんです。
味噌汁にも最高なのです。
食べ方(塩茹で)
結構見た目がグロテスクなイメージとされているので、そのイメージを壊さないよう亀の手に見立て説明したいと思います。
- 先ず亀の手(爪部分)を持ちます
- そして亀の腕の皮膚をぐるりと剥がし取り、中にあるピンク色の細胞を頂きます
以上です
初めての方は大体嫌そうな顔しながら食べますけど大体1個で終わりません。w
エビ?っぽい味でめっちゃウマいんです。
逆に次 亀見たら食べたくなるくらいです。
まとめ
というか、 取れたては なんでも最高
さいごに
これから、素潜りで自分で捕ったものを自分で食べたい!って思う方は先ず少しだけ勉強しておきましょう!
僕自身も漁業権とか法律とかって最低限の事しか知りませんし全然詳しくないです。
でも調べているうちに、あー、やっぱりこういった仕組みをとっていることによって日本の海が守られているのかぁ。。
と思うようにもなりました。僕も大人になったんですね。
安全に楽しむには、やっぱり
この記事読んでくださった方の中から逮捕者が出てほしくありません。。(*´▽`*)
いろいろ調べてみてくださいね。
どんどん法改正していっているこのご時世なもんで、お伝えした情報と違っている可能性もありますのでその辺はご了承ください。。
とりあえず、基本とするリンクを貼っておきます。
そんなに萎えないでくださいね。w
僕は知りませんが、中にはルールを守りつつゲットできるスポットもあるみたいですよ。
でも、そのへんは自分で探すしかないってネットで書かれていました。。
ってか、素潜りって別に何も取らなくとも楽しいもんですからね。
次回で最終話です。
最後まで読んでいただき ありがとうございました。