ロケットストーブをDIY
そうです。
燻製はロケットストーブの上でも箱と温度調節をうまくやれば出来るのです。
経緯→ 【ブロックの燻製炉をDIY! からの~取り壊し】 よければこちらもご覧ください
ロケットストーブとは
この記事から読まれている方は大体知っていますよね。
なので簡単に↓
低燃費。
一度火を点ければあとは薪や燃える素材をくべるだけで高火力で火が使える。
先ず言えるのが高温で燃焼するので可燃ガスは二次燃焼し煙が少ないです。
バーントンネル(燃焼管)
ヒートライザー(排気管)
高温になってくると上昇気流が発生しドラフト効果が起き、
焚口から空気が供給され ゴォーーーーって音がします。
その音がロケットストーブという名前の由来とされている話もあるみたいです。
内部の温度が上がるまでは煙がでます。
簡単に言うと、下で燃えて温度が高くなると上で二次燃焼する。
です。
寸法確認
単純な構造ですが ある程度の寸法を確認し、燻製炉の寸法と比較しながら考えました。
はい、これまたざっくり子供が書いたような設計図を基に考えます。
抑えたポイント
ほんの少しだけ勉強して最終的に僕が抑えたポイントを紹介しておきます。
《横向きヒートバーンの長さは3倍以上》
以外のポイントは 自作した燻製炉内で抑える事ができました。
横向きヒートバーンの長さが あと3.2㎝ 足りない計算ですが、まぁ良しとします。
図のように耐火煉瓦を組んで行った場合、自作したBBQ炉の天板までが 93㎝となりヒートライザーの長さ的にもちょうど良い高さであることが分かりました。
投入口も16.2㎝でクリアです。
なので もうやるしかありません。
バルスのイメージ
先ず イメージが大切です。
ここをバルスして。。
ここにレンガ置いて。。
ファイヤーです。
はい、イメージできました。
バルス
はい、これまたざっくり子供が書いたような手順を基に作業していきました。
(やりながらだと忘れてしまうので…)
先ず、天板に埋もれている石板とミニレンガを取り除きました↓
裏からは寸法に合わせてサンダーで切り込みを入れていきましたが粉塵とキックバックで思うように進みませんでした。
あらかじめ これを購入しておきました。
(ロケットストーブと関係ありませんが よく切れたので紹介だけさせてください)
以前カーボンブラシを交換したばかりのサンダーでしたが、終盤にはバルスしてしまいました。
おつかれさまでした。
てことで後日 ボッシュの新しいやつを買いました。
難所
バルスする箇所のモルタルの厚みが15㎝あり底面にはステンレスの板を並べていたので素人には強敵でした。
振動ドリルを持った親父が助けに来てくれました。
ドリル。
もうちょいです。
がんばれっ! 親父!! (‘Д’)w
バルス。
無事、貫通しました。
親子で謎の達成感に包まれました。
限られた道具の中だったので
ここまでトータル2日かかってしまいました。
耐火レンガ積み上げ
なんとか BBQ炉が貫通しましたので (← 人生で初めてこの言葉を使いました)
耐火レンガを積み、
そして僕は我慢が出来なくなり、、
ファイヤー。
横向きヒートバーンの長さが全然足りていないですが、
問題なく炎の渦が出ていましたので、このまま使う事にしました。
(中にリザードンでもいるのかと思いました)
動画
↑すみませんが。 わけあって 2秒の動画となってしまいました。。
(渦は確認できるので許してください)
(温度はまた機会があればレーザー温度計で調べておきます)
仕上げ
後日、元々燻製炉であった炉内の 壁と耐火煉瓦との隙間、天板をモルタルで埋めました↓
投入口の上に あと2、3個ほどレンガを置いて使用する予定です。
あとは乾けば白くなるので 誰もここをバルスしたなんて思わないでしょう。
さいごに
とにかく、
積むだけで作れるので めちゃ簡単です。
これでBBQで いろいろ焼きながら、横のロケットストーブで燻製やチャーハンや焼きそば等の鉄板焼きが出来るようになりました。
焼却炉として使えるので しょーもないゴミもポイできます。
ロケットストーブで やったこと
以前から持っていた中華鍋で 少しコゲが付き易い箇所があったので
今回を機に 研磨し 再度シーズニングをリザードンが行ってくれました。
おうちのガスコンロみたいにセンサーがついていないのでシーズニングし易かったです。
(↑最終的には全面仕上げてあります)
もっと手軽に積めるサイズのロケットストーブも
簡単に作れますので 興味のある方は 1度試してみてはいかがでしょうか。
今回はここまでです。
最後まで読んでいただき ありがとうございました。