どうも、バールスです。
僕には30年前の恨みがあります。
未だに消えません。
綴ります。
幼稚園児の頃、笠地蔵のお遊戯会の練習中、皆んなで笠地蔵の衣装(画用紙を灰色に塗り貼り合わせたものを身体に巻く)を身に付け練習を行なっていました。
笠地蔵の衣装はおそらく先生達が量産したもので園児の平均身長に合わせて製作されたものだったと推測します。
他の園児達は皆、足と足首(上靴)が見えている状態であった事を覚えています。
当時から小柄であった僕は普通に立っていても衣装を着ると1番下がクシャっとなってしまい、上靴すら見えない状態でした。
しかし僕は割り切って、「足が見えない方が本物の地蔵っぽくていいじゃないか」そう自分に言い聞かせ、真面目に練習に励んでおりました。
すると園長先生が僕に近づき、みんなの前でいきなり僕を怒鳴りつけました。
『ちゃんと立ちなさいっ!!』
僕はビックリして、無言で衣装を両手で持ち上げ、しっかり立っている事をアピールしました。
園長は謝りもせず、
『あ、、。』と言い、どこかへ去りました。
あれから30年以上経った現在でも僕はあのクソ園長に対する恨みは消えておりません。
30年間、順調に成長成熟しきった姿で、またあの衣装を着て園長の所へ訪問してやろうか考え中です。
再度、敢えて今の自分の寸法で長めに製作し足元をクシャっとさせ再度園を訪れれば園長は思い出すでしょうか。
やっぱりやめときます。
以上です。
※追記
ふと、思い、母親が作ってくれた昔のアルバムを確認すると
問題の写真が残っていました。
見てください。
明らかに1人だけ本物の地蔵が紛れています。
当時の僕は、怒られた後も、
怒られた時と同じスタイルで本番に挑み頑張っていたようです。
以上です。