はじめに
僕はネットで備蓄関連の情報を見たりしてたのですが、
防災グッツなんて一気に揃えられないし
結局 何が必要なのか よく分かりませんでした。
一旦自分で決めたものを 今回紹介したいと思います。
今回の記事前半では南海トラフ地震について書いてみました。
備蓄するにも、先ず
どれほどの地震なもんかを
知っておく必要があったからです。
僕のブログは大概 ふざけていますが、
今回のこの記事は一切 おふざけ無しで書きます。(今から)
僕は小学生の頃、阪神淡路大震災を経験しました。
最近でもあの 3.11の余震が10年経った現在でも発生しています。
備蓄という言葉は
いつの時代でも消える事なんてない
と感じています。
南海トラフ地震
みなさん聞いた事があるかと思います、東海地震、東南海地震、南海地震ってありますよね。
この3つの地震は南海トラフに起因する地震です。
この記事では3つの地震を含めた
《南海トラフ地震》と書かせていただきます。
南海トラフ地震は長周期地震動の地震と呼ばれており、ご存知のとおり いま現在から
今後20年で起こる確率が 80%とされています。
次回は 2030年~2040年と想定されていますが、
おそらく前回の昭和南海地震1946年(昭和東南海地震1944年)から
平均発生間隔の88年を足すと、2034年となるからだと僕は勝手に推測します。
巷では2035年だとゆう情報が有力です。
それは高知県室津港で観測しているデータに、過去に何度も一定の間隔で地盤が隆起しているデータから推測されているからです。
ですから前後5年の誤差を考え、
といっても南海地震は 90~150年周期とされていますので、
それなりの誤差があるのも事実なのです。
よくテレビでやっている地震情報で
震源地がM7.0とかで真っ赤に表示されていますよね?
南海トラフ地震が発生した場合の震源地情報を見ると、
あの真っ赤な震源地が無数にあり日本列島の半分以上を真っ赤な震度表示で埋め尽くすと予想されています。
こちらをご覧ください↓
見るだけで恐ろしいですが、
ほんとにくるのです。
過去の実績があるのですから。
ただ現在、この地震を経験した事のある人が少ないので恐ろしさが伝わり難いのも事実です。
数年前にTVで昭和南海地震を経験された方が取材に答えていました。
「恐ろしく横揺れが長く続いた」とおっしゃっていました。
経験したことのある方の貴重な情報をムダにしたくないと思う自分もいて
今この記事を真面目に書いています。
地震とは、プレートが動いている限り それが地震として解放されるので避けられないのです。
過去の発生状況は こちらの動画を見たら分かりやすいかと思います。
動画を見て分かるのですが、
3回に1回は スーパー南海トラフ地震となっています(東海、東南海、南海が連動し同時発生するやつです)
例として前回の1707年 宝永地震と、
1361年 正平地震があります。
次回 起こるのはこの3回に1回の
順番に当たると予想されています。
『ほんとに きたら きた時だ。』って思っている方も多いかもしれません。
若干、僕も心のどこかでほんの少し思っていた時期がありましたが現在はそろそろ準備しておかないとなぁという気持ちでいます。
コロナウィルスでもいろいろありました。
地震でも同じで
これに尽きると僕は思います。
揺れ方
別に驚かしているつもりは一切ないですが、
南海トラフ地震の想定される揺れ方について、書かせてください。
(あらかじめ知っておくことで 実際起こった際にパニックになる事も多少なりとは防ぐ事ができると思いますので)
予測される揺れ方としては先ず、
小さな振動がきたと思ったら、一気に物が簡単に移動するくらいの揺れを体験する。
小刻みに揺れることもありますが、大きい横揺れ方をするのが南海トラフの特徴で、
一概には言えませんが、揺れ時間としては大体2~3分とされています。
2、3分といっても普段経験する地震の時間からすると結構長いです。
これは通常の南海トラフの場合であり(マグニチュード8~9クラス)
マグニチュード10レベルが発生したとすれば数十分から1時間と予測不能な揺れ方をするようです。
大きな棚やタンス、食器棚、テレビなどは思った以上に倒れながら移動することになるので
今一度、今居る部屋のもので重いものが簡単に数メートル移動する という事を考え対策しておきましょう。
これも一概には言えませんが、南海地震のみ発生した場合の
想定される横揺れ方向は 北西から南東にかけ揺れるみたいです。
実際のところ、起こってからでないと分からなのが現状ですが、頭の片隅に入れておくことは必要だと思います。
一旦、自分の家の重たい家具等が北西と南東側にある場合は
それが部屋の中心へ倒れながら動いてくる。といった想像はしておくべきだと僕は思っています。
(ちなみに、ここは全く関係ありませんが、恐竜を滅ぼした小惑星はマグニチュード11を超え、
津波の高さは1500メートル以上あったと報告されています)
死者数
簡単に想像してみてください。
先程も言ったとおり、TVでよく見る 地震情報で 日本列島がM9、M8、M7、M6で 真っ赤になったら、すぐに救援部隊が自分の町に来てくれると思いますか?
僕は思いません。
日本は半壊滅状態になると思います。
避難所だって絶対足りないと思います。
南海トラフ地震の最大死者数は東日本大震災の17倍(32万人)になると想定されています。
スーパー南海地震となれば50万人というデータもあります。
発生後の世の中
ただそれでなんとか揺れを耐えしのいだとしても、そのあとが大変ですよね。
海に近い所にいる人は津波がきます。
因みに、この3回に1回のスーパー南海トラフ地震で推測される最大の津波の高さは
34メートルと言われています。
(建物にすると11階建てです)
映画を見ているような絶望的な絵面が実際に起こるのです。。
津波を回避できてもライフラインが停止しています。
電気、ガス、食料、、
と 普段当たり前にある物が突如無くなります。
余震もあるでしょう。
政府も研究科さん達も想定される被害等を出してくれていますが、
この時代のほとんどの方がこのような規模の大地震を経験していないのですから そりゃパニックになります。
地震の後、全国民が 何をしたら良いのかの判断もつき難くなってしまうのでは、と個人的に思っています。
避難所での感染リスク
コロナウイルスでさえも初め、細かい部分の対応をどう行ったら良いか皆さん(政府も)曖昧であったと思います。
南海トラフ地震が東日本大震災レベルで発生したとすると、
避難所だけで60万人の感染者が発生すると試算されています。
やはり避難所は、衛生環境が良いとは言い難く、
密になり感染症が広がりやすくなってしまいます。
南海トラフ地震が発生した時に、
約460万人もが避難することになると内閣府は発表しています。
そうなれば、ひとつの避難所で200人程度の避難者を受け入れなくてはいけないことになります。
その場合、密に承知の上で避難者を受けいれるのか、避難所に拒否されるのか、溢れてしまった人をどうするかというガイドライン等は、現時点では決まっていないところがほとんどだと思います。
ライフラインの停止
想定される被害はこちらの↓
” 南海トラフ巨大地震の被害想定について ” に詳しく載っています。
http://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/taisaku_wg/pdf/20130318_shiryo2_2.pdf
以上のことから、ライフラインが停止した状態が数ヵ月続く事なんて容易に考えられます。
では、自分たちだけで生き延びられるよう準備しておかなければなりません。
僕も実際準備しとかないとなぁ~、と思ってから気が付くと何年も経っていました。
結局こーゆーのって やっていない時に限って起こるもんなのかも、、
とも考えるようになり 真剣に何を準備したらいいのかネット等で調べ自分なりに考え準備することにしました。
地震発生後は生き延びれたと仮定し、
次に起こりうる事態を想定し選びました。とはいいつつも、
いきなり大量の備蓄を行うのも金銭的に負担が大きいので僕の中で 最低限 必要と思った物を今回購入しました。
紹介しておきます(あくまでも僕が住んでいる地域や環境に基づいて選んでいますので、ご紹介するものが正しいとは限りません)
備蓄したもの
キャンプやその他のレジャーで使っているモバイルバッテリーや、カセットコンロ等は既にあるので その辺はそこまで真剣に考えていません。
車もありますし(ガソリンが無くなれば意味ないですけど)
それよりも第一に ”命を繋ぐ” といった考えで一番大事なのは、
やっぱり水。
これに尽きると思います。
近くに飲めるような水が無いので備蓄としては必須でした。
(地震によって備蓄品が津波によって流されたり家が火事になったり崩壊して使いものにならなくなってしまったという状況を除外しての話です)
水
これも状況に左右されますが(東海地方、近畿地方、四国地方、九州地方のどこが大きく被災するかと、地震動ケース(基本ケースか陸側ケースか)の違い)上水道が断水し復旧までの期間が1週間~8週間とされていますので、
とりあえず 僕は36ℓ(2ℓ×18本)を購入しました。
で、よく防災備蓄用として紹介されている
長期保存水ですが僕は購入しませんでした。
理由は、一般的なミネラルウォーターであっても 未開封で直射日光を避け高温多湿でない所で保管していれば
賞味期限を大幅に過ぎて容器が凹んだりしても(4年5年とか)飲めるからです。
容器が変形しても保管状態が良ければおいしく飲めます。
表示されている賞味期限は規定の内容量を満たすための期限でもあるからです。
一般的なミネラルウォーターは安いですが、
そりゃ備蓄用として扱うのであればリスクはゼロではありません。
臭いが吸収され水に移ってしまうことや、
なんらかの原因で細菌が入ってしまうことだってあります。
長期保存水はペットボトル容器の性能がしっかりしているので ”長期保存” と謳えるのです。
以上の事を踏まえ、気になる方は長期保存水を購入した方がよいでしょう。
僕はその辺は気にしないタイプなのでしっかり保管する上でコスパ重視としました。
(命はお金にかえられないと言ってしまえばそこまでですが、うちの家族では同意済みです)
購入した水↓
長期保存水は あれば良い商品なので紹介しておきます↓
日頃から水をよく飲まれる方であれば
ウォーターサーバーの設置を検討しておくのも良いかもしれません。
普段のストックが備蓄になります。
ライフライン復旧の順番
① 電気
↓
② 水道
↓
③ ガス
となります。
電気は水道やガスに比べ比較的復旧が早く、遅くても1週間程で使えるようになります。
上水道復旧予測日数
南海トラフによる上水道の復旧予測日数を地域別に紹介しておきます。
- 東海 6 ~ 7 週間
- 近畿 2 ~ 4 週間
- 山陽 1 ~ 4 週間
- 四国 6 ~ 8 週間
- 九州 5 ~ 6 週間
その他
首都直下地震で想定されている ライフライン復旧期間は
電気が1週間、上水道が1ヶ月、都市ガスが1~2ヶ月とされています。
非常食
レトルト・インスタント食品や缶詰等は常時買い足しているものがあるので僕は備蓄として購入していません。
これは ローリングストック といって、普段から少し多めに買っておくというものです。
古いものから食べていけば賞味期限の心配もいりませんし。
それを習慣づけることによって自然と食料の備蓄ができるのです。
(上記、ウォーターサーバーと考え方は同じです)
そういった気回しが面倒だと思う方は
やはり非常食は準備しておくべきでしょう。
(非常食ランキング上位のものを載せておきます)
トイレ袋
3.11の東日本大震災では被災地の避難所に仮設トイレが来るまで
早くて3日、長い所では1ヶ月以上かかっていたみたいです。
これは保険程度にとりあえず購入しておきました。
これが無くても人は簡単に死にはしないと思うので とりあえずです。
と、僕は 以上のものを購入しました。(正味、水とトイレだけですけど、、)
準備した物はかなり少ないと思われるかと思いますが、
初めはこの程度から、、といった感覚です。
実際まだまだ足りていないのは承知の上で準備しないよりはマシだと自分に言い聞かせ、徐々に買い足していくつもりです。
そりゃ防災グッツ一式揃えたいですよ!
けど実際そこまで お金出せないんですよ!
というのが本音です。
なので実際起こって備蓄が足りなかった時、僕は割り切れます。
あくまでも避難所にお世話にならない体で準備しました。
様々なリスクがあり、避難所へ向かう事になるかもしれない、という方は必ず防災グッツを購入しておいた方がいいです。
防災グッツ
防災グッツは一次避難用、二次避難用とあり、種類も豊富で価格もピンキリです。
自分や家族構成、性別によっても準備しておくものが変わり得る話なので
この辺は自分に合ったものをきちんと選ぶ必要があります。
購入する際は必ず中身に何が入っているかの確認はしっかりと行いましょう。
セットを買ったからこれで安心。
とならないよう気を付けましょう。
僕は現在まだ購入していませんが、
とりあえず避難するリスクがあり、準備しておきたい方の為に選びましたので紹介しておきます。
内容量もそこそこ充実し価格も妥当で高評価であったもののみ載せておきますね。
もうワンランク上がいい方はこちら↓
女性用もあります。
その他 自分に必要な物を入れておけば安心感はかなり増すと思います。
さいごに
あなたの住む地域を下記の
《南海トラフ地震の被害想定:朝日新聞デジタル》
に入力すれば
南海トラフ地震が起こった場合の想定される
が、確認できます。
調べていない方はこれを機に確認し、
できれば離れて暮らす大事な友人、家族へも情報を共有してあげましょう↓
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。